日本の永住権を取得するには?

行政書士の森元です。

当事務所では、永住権を取得する方のサポートや帰化申請などの外国人の在留資格についての業務を専門としています。現在時点で正規の在留資格を持って在留している外国人の中には、永住権や帰化を最終目標としている方も少なくありません。当事務所にも毎日のように相談があります。皆さん、様々な不安や悩みを持ってご相談にいらっしゃいます。

永住権を日本で取得する為には

今回は、永住権の全体像についてを説明したいと思います。

永住権を取得するとどの様なメリットがある?

  • 在留資格の更新が無くなります。
  • 就労制限が無くなります。

この2つはとても大きなメリットですね。その為永住権をとりたい外国人の方は非常に多いのです。通常の在留資格の場合1年,3年,5年という材料期間を貰い、更新をする必要があります。更新のたびに内容の審査がされる為、今まで大丈夫だったけど状況の変化により更新で不許可となる事もあり得ます。そうなれば、日本を出国せざるを得ない状況となってしまいます。しかし、永住権を取得すればこの在留資格の更新が不要となりますので、そのたびに審査されるという事が無くなります。ようは、原則として日本に長く住んで良いですよ、という資格です。(ただし、在留カードの更新は7年毎に必要です。コチラは審査では有りませんので原則として不許可という事はありません。運転免許証の更新に似てますね。年齢と共に写真が違ってきますので、変えるという感じです。)

日本での在留メリットが大きい、だからこそ永住権取得は審査も要件(条件)も厳しい

しかし、上記メリットが大きい事もあり、審査は非常に厳しいものです。そしてその条件も非常に厳しい為、永住権の取得を考えている方は申請以前の在留状況(生活、仕事、納税、年金、国民保健などなど)に気をつけて生活しないとなりません。これを怠っていた事により不許可となる方も多いです。

永住の審査期間ってどの位?

永住の場合は、審査期間が非常に長いです。入管の標準処理期間は4カ月となっていますが、実務上は8カ月から10カ月程掛かっているのが現状です。そして、その審査期間中に現在所持している在留資格(ビザ)の更新時期が来た場合は、必ず更新する事を要します。永住申請をしたので更新をする必要が無いと思う方がいる様ですが、忘れないようにしましょう。これを忘れてしまうと永住審査も不許可となってしまいます。それどころか現在の在留資格自体が問題となってしまいますので注意が必要です。

では、日本の永住権の法定要件(条件)とは何?

  • 素行が良好である
  • 独立生計要件を満たしている
  • 国益適合要件を満たしている

となります。

素行が良好である

真面目に生活しているか?という事です。入管法違反は勿論、交通違反などもです。軽微な交通違反(駐車違反等)なら素行不良と判断されませんが、軽微であっても余り多いと素行不良と判断されます。

独立生計要件を満たしている

これは、収入の事です。日本で生活するのに必要な収入がありますか?という事です。基準として300万円の年収がある事が望ましいです。外国人本人でなくても家族滞在の方などは、配偶者等の方が要件を満たしていれば大丈夫です。

国益適合要件を満たしている
  • 原則として10年以上日本に引き続き居住している事、そのうち引き続き5年以上正規の在留資格で仕事をしている事。(アルバイトは不可、そのため就労ビザや身分系のビザ等で働いている必要あり)
  • 罰金刑や懲役刑などに処せられていない事
  • 納税や年金、健康保険などをキチンと収めている(支払い遅れにも厳しいので、早めの段階で自動引き落としにしておく事を推奨します。)
  • 現在所有している在留カードの在留期間が最長の在留期間を持って在留している事(現在時点では、運用上は5年だけでなく3年の在留期間でも大丈夫です。)
  • 公衆衛生上の観点から有害となるおそれがない事

条件(要件)が緩和される場合とは?

日本人や永住者の配偶者

婚姻3年以上であり、1年以上引き続き日本に在留

定住者

定住者となって5年以上在留

高度専門職ビザ 70点以上

既に高度専門職ビザを取得している者、または、高度専門職ビザを取得してなくても計算上70点以上になる者も含む)

70点以上の場合は、引き続き3年以上の在留

高度専門職ビザ 80点以上

既に高度専門職ビザを取得している者、(または、高度専門職ビザを取得してなくても計算上80点以上になる者も含む)

80点以上の場合は、引き続き1年以上の在留

難民

難民認定されてから引き続き5年以上在留

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